多肉の増やし方

多肉植物を葉挿しで増やす成功率を上げる取り方・挿し方のコツとは?

どうやら多肉を増やすには、葉挿しをするといいらしい…

こんな風に耳にしたけど、どうやったらいいか分からない!

 りえ
 りえ
大切な多肉だし、失敗したくな〜い!!!

この気持ちよーく分かります。

今回のブログでは、そんなあなたのために葉挿しの取り方とコツを分かりやすく教えちゃいますね!

 

\わかりやすい動画で見たい方はこちら/

多肉の葉挿し!成功率を上げるポイントは成長点を残すこと

成長点からきれいに取れた葉挿し成長点からきれいに取れた葉挿し

葉挿しは親株から上手に外さないとほぼ芽が出ません!

もちろん途中でちぎれるのはNG!

このピンクの点が『成長点』です。

これがキレイにもげていないと、芽がでないんです。

これは成長点が親株に残ってしまったパターン。

カルス化した葉っぱカルス化した葉っぱ

通称イカってやつです。

(根っこだけが長く伸びるてる様子がイカに見えるからだそう)

イカは芽がる可能性がほぼないので、うちは見つけ次第捨てています。

また、成長点がキレイに取れていても出ないこともよくあります

葉っぱを取ったその後は、神のみぞ知る!といったところ。

葉っぱが出てくる可能性を少しでも高めるために、成長点をキレイに残すよう心がけましょう!

 

葉挿しには難易度がある

葉挿しが簡単なプロリフィカ葉挿しが簡単なプロリフィカ

葉挿しの葉っぱですが、取りやすい品種とそうでないものがあります。

ザックリ紹介すると取りやすい品種は…

  • 丸っこいやつ(オパリナとか)
  • つぶつぶしたやつ(アモエナとか姫秋麗など)

葉っぱをとるのが難しい品種は…

  • エボニーなどのアガボイデス系

 

葉挿しを成功させる3つのコツ

1.葉挿しを成功させる事前準備

葉挿しを取る前に液肥をあげている様子葉挿しを取る前に液肥をあげている様子

葉挿しの葉っぱは発育が良くなる春・秋に葉っぱをもぐのがおすすめです。

紅葉している葉っぱや水分が抜けている葉っぱは芽が出にくいので、水やりや適宜肥料などをあげて元気にしておくといいでしょう。

うちは微粉ハイポネックスをあげて元気にしてから、胴切りをしているよ↓

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お水や肥料分をあげたばかりで、葉がパツパツだとちぎれやすいので水やり直後は避け、1週間ほど期間をあけるのがおすすめです。

2.葉挿しを取ったらなるべく早く土に挿す

葉挿し用の土を用意する様子葉挿し用の土を用意する様子

葉挿しを取ったら、なるべく早く土に挿します。

特にアガボイデス系のむずかしいと言われている葉っぱは、なるべく早く土に挿すことで芽が出る確率が上がるらしいです…!

葉っぱ取るだけとってあとでやろーってパターンは、めんどうになってやらなくなります。

(経験者は語る)

先に土を用意しておくと、ささっとできて安心です。

需要があるかわかりませんが、一応うちの葉挿し用の土の配合を書いておきます。

  • 花と野菜の培養土50%(緩効性肥料あり)
  • 鹿沼土の細粒50%

 

マーシー
マーシー
培養土は葉挿しを早く大きくするための栄養として混ぜ、鹿沼は排水性をよくするために入れています!

花と野菜の培養土はバーク堆肥(木の破片みたいなヤツ)が入ってることが多いです。

価格の安い花と野菜の培養土のバーク堆肥は、大きめなものが多いので植えにくい場合は事前にふるって取り除くのがおすすめです!

3.葉挿しは胴切りしながらとるとカンタン♪

胴切り後に葉挿しを取る様子胴切り後に葉挿しを取る様子

葉挿しの葉っぱをとるのがむずかしい品種は胴切りしちゃえばカンタンに葉っぱが取れるのでおすすめです。

うちはもっぱら、胴切り後に葉挿し取る派!

胴切り後は葉挿しの難易度がグッと下がって、取りやすいんです。

多肉をカットしたら、重なりの1番上のところからむいていきます。

  • 下方向に向くパターン
  • 左右にゆさゆさするパターン

があるので両方試して、取れやすい方法を採用してください。

はじめの1周は取りづらくて、失敗することもありますが、外側の葉っぱほど年数が古く芽も出にくい特徴があります。

2周目以降は上手にとれるので、気にせずやっていきましょう。

葉挿しの挿し方はどうすればいいの?

葉挿しを挿している様子葉挿しを挿している様子

葉挿しの挿し方のコツは深すぎず、浅すぎず、斜めに挿すこと。

葉挿しのコツは斜めに挿すこと葉挿しのコツは斜めに挿すこと

葉っぱの大きさによって、何センチくらい挿せばいいかは変わってきます。

マーシー
マーシー
1〜2cmほど埋めるイメージ!

浅すぎると、水やりや発根で葉がそりかえって土から浮いてしまうことがあります。

葉挿しが浮いてそり返った様子葉挿しが浮いてそり返った様子

土から浮いていると根が張りにくいので、見つけたらその都度、植え直してあげましょう!

うちは植え直す手間を減らしたいので、気持ち浅いよりは深めを推奨してます。

2号ポットに4〜5枚ほど挿すことが多いです。

名札を付けるのも忘れずに。

こんな感じで完成です!

キレイに整頓された葉挿しキレイに整頓された葉挿し

 

葉挿し後の管理はどうする?置き場所、水やりの頻度は?

葉挿しは直射日光は当たらない明るい場所で管理葉挿しは直射日光は当たらない明るい場所で管理

土に挿したら2〜3日に1回、表面が湿る程度の水やりをしていきます。

これを芽が出るまで続けるのですが、正直な話、うちはよく忘れます笑

 りえ
 りえ
大体1週間に1度くらいは、忘れないようにあげている…つもり!

(芽が出て根が張ってきたら、成長とともに水の量を増やしていきます)

カリカリになったり、変色した葉っぱはダメになってるので、見つけたらゴミ箱にポイ!

変色してダメになった葉挿しの葉っぱ変色してダメになった葉挿しの葉っぱ

置き場所は完全な日陰で管理すると芽が出づらいので、直射日光はあたらないけど明るい場所、反日陰に置くのがおすすめです。

置き場所のわかりやすい動画はこちら↓

葉っぱがありすぎて、植えるのがめんどうなときは?

プレステラにたくさん植えて葉挿しの時短をした様子プレステラにたくさん植えて葉挿しの時短をした様子

同じ品種の葉っぱが大量に出てしまった!

うれしいけど、めんどくさい…というのが本音(笑)

そんなときはプレステラや大きな鉢、花かごにブスブスと挿してしまいましょう!

細かい葉っぱは土の上にばらまいて、軽く土をかけてあげればOK。

密集すればするほど植え替えは早くなるので、ある程度のスペースは必要ですが、こんな感じでもちゃんと育ちますよ♡

真面目すぎなくっても大丈夫。多肉はちゃんと育ってくれるので、楽しんでできる範囲でやってみてくださいね。