春、暖かくなってきて、ニョキニョキとたくさんの多肉植物の花芽が!
実はこの花芽、放っておくと多肉が弱る原因になるって知ってましたか?
今日は多肉植物の花芽のカットの仕方と外し方についてご紹介します。
多肉初心者さんに絶対に参考になる内容なので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
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多肉植物から花芽が出てきたら
多肉植物から花芽が出てきたら、交配などで花芽を使う場合以外はカットしたほうがいいと言われています。
その理由は花を咲かすのに、結構な体力を使うから。
品種によっては1つの株からニョキニョキとたくさんの花芽が上がったり、太くて大きな花芽が出てくることも…
そうすると花芽に体力を取られてしまう分、株が弱って小さく枯れ込んでしまったり、最悪の場合は枯れてしまうこともあるそうです。
多肉の花を楽しみたい場合は、花芽をカットして花瓶に刺して楽しんだり、たくさんあるうちの1本だけ残して、他は摘み取ってしまうことをおすすめします。
多肉植物の花芽のカット方法
花芽のカット方法はカンタン♪
根本の部分の茎をある程度残して、ハサミや手で優しく摘み取ります。
ハサミを使う場合は、切り口から細菌やウイルスが入るのを防ぐため、その都度消毒するのが望ましいです。
残す長さは手で握れるくらいの長さがあったほうが、後で花芽の除去をしやすいので6〜7センチくらいは残すと安心です。
長さがある花芽は花が咲く前に摘み取ってあげたほうが、体力を温存できますよ。
カットした花芽の再利用方法
カットした花芽は捨ててしまってもOK。お花の部分を花瓶に飾ってもOK。
でもそれだけじゃなんかもったいない。そんなあなたはぜひ、花芽の葉挿しに挑戦してはみてはいかがでしょう。
花芽の葉挿しもカンタン♪
花芽についている葉っぱをとって、土に軽くさしてあげるだけ。
細かな葉っぱの場合は土に植えるのも大変なので、土の上にパラパラとばら撒いて、軽く土をかけてあげるだけでも大丈夫。
全部の品種が葉挿しできるわけではないので、出たらラッキーくらいの感じで、いろいろ試してみてくださいね。
葉挿しが出やすい花芽の特徴
葉挿しが成功しやすい花芽の特徴は、花芽の葉っぱがぷっくり肉厚でしっかりしていること。
カリカリになっていたり、しおれかけている葉っぱからは出ないことが多いです。
葉っぱを花芽から取ろうとしたときに、ポロポロ葉が落ちてくるような品種も出やすい品種が多いです。
花芽の葉っぱを使って葉挿しをしたい場合は、早めに葉っぱをとってあげると成功率も高くなりますよ。
花芽の外し方は?いつとっていいの?
花芽がいっぱい出過ぎて、株の形が変わってしまった…
そんなときも大丈夫。落ち着いて、しばらく様子を見てみましょう。
まず、花芽が出てきたら花芽を根元から6〜7センチほど残してカットします。
カットしたら、花芽がカリカリになるまで待ちます。
乾燥してくるとこんな感じ。
コレくらい乾燥してきたら、花芽をしっかり握って引っこ抜きます。
- 土から引っこ抜けないように、逆の手で多肉を支える
- しっかり乾燥していないと、途中でちぎれて花芽が根元に残ってしまうことがあるので乾燥するまで待つ
カリカリの花芽が取れると…あらキレイ!
元の可愛い姿に戻りました。
多肉植物の花芽まとめ
毎年暖かくなると出てくる花芽。
交配や花を楽しみたい場合以外は、多肉の体力を温存するためにも花芽のカット、大事です。
カットした後も乾燥すると面白いくらいキレイに取れるので、やってみてくださいね。