暑〜い夏・寒〜い冬が明け、待ちに待った多肉植物の季節。
と意気込んだはいいけれど…
そんなときは数日で効果テキメン!の魔法の白い粉で、弱った多肉にエナジーチャージしてみてはいかがでしょうか?
この記事では
夏場や冬場で弱ってしまった多肉を元気にしたい…
梅雨時や夏・冬などの過酷な時期に向け、体力をつけておきたい…
といったときにオススメの微粉ハイポネックスの効果・使い方についてわかりやすく解説していきます♪
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ペナペナ多肉がふっくら!微粉ハイポネックスの劇的効果!
百聞は一見にしかず!
微粉ハイポネックスを与えた多肉の変化を見ていただきましょう!
ジャーン!!!!!
冬越しのため水を切っていたせいもあり、小さくなっていた多肉たちが…
ふっくら!!!!!
葉はシャキーンとイキイキして元気になり、全体的にふっくらと大きくなっています。
この変化、わずか3日間!
微粉ハイポネックスを与えてたった3日間での変化です。
このように微粉ハイポネックスには、即効性があるんです!
混ぜるだけ!微粉ハイポネックスの作り方
微粉ハイポネックスの作り方は本当にカンタン!
薬剤を水に溶かして、多肉植物にかけてあげるだけ♪
①袋を開けると小さな緑色のスプーンが入っているので、それを使って薬剤を入れます。
ちなみに微粉ハイポネックスの説明書に多肉という分類は載っていません。
なので私たちは、サボテンの表示を参考に2000倍の希釈率で溶いています。
今回は10リットルのバケツに水をいれ、軽量スプーンで微粉ハイポネックスを5g入れました。
②ジャバジャバと水をかき混ぜて…完成!
出来上がりです。
③これをジョウロなど、与えやすいもので多肉にあげていきます。
たくさんの多肉にあげる場合は大きな舟に大量の水を入れて溶き、電動ポンプを使ってあげています。
ご家庭の多肉で数が少ない場合は、小さなバケツとジョウロでOK!
そのときに使いたい分だけ、少量から作れるのでお手軽に試してみてくださいね。
微粉ハイポネックスはいくら?どこで買えるの?
うちでは微粉ハイポネックスは近所のホームセンターなどでは見かけないため、Amazonで買ってます♪
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お値段は2023年3月時点で500gで1626円。
一見すると高そうに見えるけど…
1リットルあたりのお値段は…?
なんと1.6円!!!
わずか数円で元気のない多肉ちゃんが元気になってくれるなんて、コスパ良すぎませんか?(涙)
1リットルあたりのお値段は上がりますが、小さなサイズもありました。
まずは試してみたいという方は1000円弱で買えるので、こちらがオススメです。
微粉ハイポネックスはどんなときにあげる?頻度は?
ハイポネックス公式によると、サボテンは2000倍の希釈率で目安としては2週間に1回程度与えると表示されています。
(多肉植物という記載はないので、サボテンを目安にしています)
ですが、うちでは肥料成分を多く与えるというよりは多肉の状態を見ながら、必要なときにあげていこうと思っています。
例えば…
- 梅雨前の日照不足対策
- 夏バテ予防・回復
- 冬の寒さ対策・回復
- 植え替えの後や多肉に元気がないとき
- 増やしたい株の胴切り・葉挿し前の体力補給
など毎回すべての多肉に与えるというよりは、多肉の回復や体力補充のために適宜使っていこうと思っています。
なので大きく丈夫な株は頻度も少なめに、葉挿しや実生の小さな苗は春・秋の育成期に合わせて与えると過保護すぎず、サポートになっていいかもしれません。
普通のハイポネックスとどう違う?肥料って徒長しないか心配…
ホームセンターなどでよく目にするハイポネックス原液はリン酸、微粉ハイポネックスはカリが多いのが特徴です。
この成分の配合バランスが1番の違い!
リン酸は花や実を育てるのに対し、カリは根っこを丈夫にするのが得意!
この違いを知った私たちは
と判断しました。
なので、自分たちの理想とするキュッと締まった多肉を育てたい方には、通常の肥料は使い方がむずかしいなあという印象…
でも微粉ハイポネックスはふっくら、その場の体力は回復するけど持続力はないイメージなので締まった株に育てたい方にも使いやすい印象があります。
微粉ハイポネックスの溶け残りの白い粉は、一体どうしたらいいの?
微粉ハイポネックスを使う上で1点だけ不安になったのが、この溶け残り。
かき混ぜてもどうしても底に白い粉の成分が溜まってしまいます…
と撒き終わったのですが、
と気になってたまらなくなってしまった私…
ハイポネックス公式さんに問い合わせしてみると、なんとも丁寧な回答をいただきました。
お問合せいただきました「微粉ハイポネックス」ですが、窒素、りん酸、加里の他にカルシウムを多く配合しておりますが、製品の性質上、希釈されても溶け残り(残留物)が存在します。
殆どの成分は水に溶ける水溶性成分ですが、少量の水に溶けない成分(残留物)は、主にリンサン成分(保証成分の可溶性りん酸の6%から水溶性りん酸の4.5%を差し引いた1.5%に当たります)とカルシウム成分になります。
これらの残留物は、植物の根から出る「根酸(こんさん)」や土の中の微生物の働きによって、ゆっくりと効く緩効性の肥料成分になります。
しかし、このようにゆっくりと効く有効成分ではありますが、目の細かいジョロやスプルリンクラー等を使用される場合、どうしても残留物が目詰まりをしてしまいます。
その場合は、残留物を除いた上澄み液を利用していただくことをおすすめしております。
弊社としましては残留物を液と一緒に植物に与えていただくことが最も理想的です
が、この残留物の成分が植物に与える反応が比較的に緩慢なことから、残留物を除いて与えても目に見えて肥料効果の差が生じにくいという点を考慮し、上澄み液の使用をおすすめしております。
結論を言うと、溶け残りは仕方ないもの!
水に溶けない成分はリン酸成分とカルシウム成分。
これらの残留物はゆっくりと効く緩効性の肥料成分であり、理想は植物と一緒に与えること。
なのであげられる場合は一緒に与え、ポンプやスプリンクラーなどで残留物が残ってしまう場合は上澄み液の使用でもOKということですね。
微粉ハイポネックスまとめ!
微粉ハイポネックスは多肉初心者さんでも手軽に使える魔法の粉だった!
多肉植物の原産地は、雨が少なく乾燥した気候ですが、私たちの住む日本は梅雨で湿度が高く、夏は猛暑、冬は雪が降って寒いなど…
原産地との気候が大きく違いますよね。
そんな多肉の元気がなくなってしまうシーンで活躍してくれるのが、微粉ハイポネックスだったんです。
つまり、微粉ハイポネックスは多肉の栽培環境が厳しいときこそ活躍してくれる救世主!
あなたも微粉ハイポネックスを相棒に、この厳しい日本の環境で上手に多肉を育ててみてはいかがでしょうか。
めちゃくちゃオススメなので、ぜひ手に取ってみてくださいね。