多肉を育て初めて間もないころ。
恐る恐る胴切りしたはいいけど、その後の管理ってってどうすれば…
上手に育てるコツってあるの?
こんな風に疑問に思ったと同時に、具体的なアクションが分からず困った経験があります。
この記事では、自分たちが困った経験を元に疑問にお答えしていきます♪
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胴切り後の多肉は、すべて明るい日陰に置くのがポイント!
そもそも明るい日陰ってどんなところ?
胴切りした多肉が上手に育つかどうか?は置き場所にかかっていると言っても過言ではありません。
よく言われるのが『明るい日陰におく』だけど、これを聞いてあなたはどうイメージしますか?
ネットで調べてみたところ、一般的に『明るい日陰とは、50%程度の遮光率』と言われています。
イメージ的には『やわらかい光が当たる場所』と私たちは考えています。
例えば、屋根のある場所や遮光したハウスの2段目など…
遮光はどうやってすればいいの?
ちなみにうちでは、ハウスも多肉棚も寒冷紗を使って遮光しています。
こちらは22%の遮光率です↓
色々な長さがあるので、それぞれの場所に合ったものを設置してみてくださいね。
多肉の胴切り!カットした上の部分の管理は?
うちの場合はある程度の大きさがあるカット苗は、土に植えてしまうと水をいつからあげていいのかわからなくなるので、黒トレー(花カゴ)に並べて管理しています。
(※小さな苗や、土に植えておかないと葉が開いてしまうような多肉は2号ポットに植えてカット苗と一緒に管理しています。)
こんな感じで、カット苗を名札と一緒に花カゴに並べて、屋根のある明るい日陰で管理しています↓
暖かい時期なら早ければ数週間、遅くて数ヶ月で根が出てきます。
根が出たら土に植えて、水やりを開始します。
日陰すぎるところで管理すると、徒長した多肉に
ここで失敗例をお見せしたいと思います。
こちらは去年カットして、置き場所がなく、あまり日の当たらない場所に置いていた多肉です。
日光が当たらなかったので、見事に突出。
これを徒長と言います。
太陽に当たりすぎても焦げる可能性がありますが、まったくの日陰に置くと縦にビローンと伸びやすく、根の張るスピードも遅いです。
結局、根が張ってきたのは春になってからようやくでした。
徒長した多肉を可愛くするには、仕立て直しが必要です。
多肉の胴切り!カットした下の部分の管理は?
カットした下の部分も同じで、屋根のある明るい日陰で管理。
こちらはカットした茎の部分が乾いた数日後から、水やりをしていきます。
水分を溜めておける葉っぱが少ない分、水やりの頻度は普通の多肉よりは気持ち多め、量は少なめを意識しています。
水やりの目安
- 土が乾いて、数日経っている
- 葉っぱがしぼんできている
早い株は1週間ほどで小さな赤ちゃんが出てきます。IB化成を置いておくと早いです♪
子株がある程度大きくなったら、バラします。
とった葉挿しの管理方法は?
こちらも置き場所は同じで、屋根のある明るい日陰で管理。
水やりはいろいろな意見がありますが、私たちは親葉が元気ならそんなに神経質になる必要はないかなと感じています。
そんなこんなな私たちですが、刺した葉っぱが元気で、明るい日陰に置いておけば、問題なく出てきてくれています。
感覚ですが、1週間に1度くらいは最低でも忘れないようにあげています。
根が張っていない時は水も吸えないので、サッと表面がしめるくらい。
根が張ってきたら、土の3分の1がしめる程度の水やりに切り替えます。
その後は苗の成長に合わせて、水の量を増やしていきましょう!
胴切り後の多肉の管理まとめ
胴切り後は、カットした上も下も葉っぱも…
すべて明るい日陰がポイントとなります。
心配な方は胴切りしたばかりは暗めのところからスタートして、だんだん明るい場所に移していってもいいかもしれません。
あなたのおうちの環境にあった、最適な場所が見つかりますように。