カットした多肉植物から無事、根が出てきた!やった〜!
でも一体、植え付けってどうしたらいいの?
土はどんなものを使えばいい?
この記事では、そんな疑問にお答えしていきますね♪
\わかりやすい動画で見たい方はこちら/
胴切り後の多肉の管理方法・発根させるコツはこちら↓
多肉の植え付けに必要な道具を揃える
まず必要な道具を揃えておきましょう。
必要物品はこちら↓
- 鉢・鉢底ネット・鉢底石
- 植物用札・筆記用具(名前を書くとき使います)
- 土(多肉植物用の土や自分で配合してもOK)
- 殺虫殺菌剤 (うちではベニカXガード使用)
- ゴム手袋(なくても可)
名札はえんぴつで書くのがおすすめ!油性ペンで書くと1年ほどで紫外線で消えてしまい、大切な多肉が名無しになってしまいます…
幸せの多肉屋さんで現在、エケベリアに使用している土の配合
土の種類 | 配合割合 |
硬質鹿沼土(小粒) | 4.5 |
赤玉土(小粒) | 3.5 |
花と野菜の培養土 | 1 |
燻炭 | 0.5 |
バーミキュライト | 0.5 |
うちはビニールハウス栽培で日照条件がよく、肥料分が少なめでも十分に多肉が育つ環境です。
花と野菜の培養土は肥料的な役割で1割配合しており、水はけの良い土を意識して硬質鹿沼土の割合を多めにMIXしてます。
近くのホムセンで軽石の小粒が手に入らなくなったので使用してませんが、軽石を混ぜ込むのも排水性が良くなるのでおすすめです。
初心者さんはうちの配合より、花と野菜の培養土の割合を2割程度にして、軽石をMIXするとバランスの良い配合になると思いますー
土の配合は重さじゃなくて容積換算
0.5は基準のカップの半分ってことです!
分かりづらい場合は、配合割合をキリのいい数字にしてMIXしてみてくださいね。
土の配合に明確な正解はないので、ご自身の栽培環境に合うようにいろんな配合を試してみてね!
発根した多肉植物の植え付け方法
①植え付け前の準備
多肉についた枯葉を取ります。
完全に枯れた葉っぱのみを取るように心がけましょう!
こういう葉っぱはまだ水分を含んでいるので残します。
②鉢・ネット・鉢底石をセットし、土を入れる
鉢にネットを敷き、鉢底石を敷きます。
鉢底石は水捌けをよくするためにポットの1/5程度を目安に入れています。
その上に少し土を入れます。
③殺虫殺菌剤を撒く
殺虫殺菌剤をパラパラと撒きます。(うちではベニカXガード使用)
④苗の周りに土を入れていく
苗が中心に来るように注意しながら、土を入れていきます。
土の表面をトントンとならして…完成!
発根した多肉植物の植え付けるときの注意点
ポットの大きさは苗と同じか1回り大きいくらいで
多肉植物を植える鉢やポットの大きさは、大きすぎるとポット全体が乾くまでの時間がかかりすぎて株を傷める原因になります。
多肉のロゼット(広がった葉っぱ)と同じくらいか、1回り大きいくらいを目安に選びましょう!
あまり大きくしたくない人は苗と同じくらいのサイズを選ぶといいよ!
植え付ける苗が小さいときはプラグトレイに
主に2号ポットを使うことになると思うのですが、2号ポットだとサイズが大きすぎる…
そんなときはプラグトレイがおすすめです。
小さい葉挿しっ子なんかもプラグトレイに植えるよ!
植え付け後の水やりと置き場所は?
植え付け後は1週間ほど空けてから水やりしよう
植え付け時に根っこを触ることで、多肉にストレスがかかると言われています。
養生期間を作ることで植え付け後の用土にも馴染みやすく、枯れるリスクを下げることができます。
早くても3〜4日は空けるといいみたい!
カット苗の水やりは少量から
植え付けたばかりのカット苗は、まだ根が十分に張っていませんよね。
その状態でたっぷり水やりをしても、当たり前なんですが水を吸うことができません!
まずは少なめ(土の1/3程度が湿るくらい)を意識して、根の張り具合とともに量を増やしていきましょう。
植え付け後の置き場所は半日陰から再スタート
管理方法にもよりますが、うちの場合はカット苗は半日陰で発根を待ちます。
発根後に植え付けてすぐ、通常管理の明るい場所に出してしまうと葉焼けする可能性大!
半日陰から徐々に明るい場所に移していってあげましょう。