ジメジメ、蒸し暑い季節。
多肉植物が苦手とする季節がやってきました。
梅雨時期は真夏、真冬と並ぶくらい多肉にとって過酷な季節。
このブログでは梅雨時の多肉を救うためにできるポイントを4つお伝えします!
梅雨になるとどうも多肉がダメになってしまう…という方は、この記事をぜひ最後までご覧ください。
今年の秋はたくさんの元気な多肉が見れますように。
\わかりやすい動画で見たい方はこちら/
カビ(糸状菌)や細菌による病気を予防する4つの対策
①多肉植物を置く環境を整える
多肉植物を雨が当たる環境で育てている人は特に注意が必要で、水のやりすぎで土が濡れっぱなしの状態だと根は呼吸ができません。
その結果、根腐れになり枯れてしまいます。
とよく聞かれますが、室内管理で日光不足になると葉がパカーンと開き、軟弱な不健康な株に育ってしまうので、屋根のある場所で外管理がおすすめです。
また、風通しの良さもとても大切!。
晴れてかんかん照りの日や梅雨の蒸し暑い日は、扇風機を回してあげるといいですよ。
暑さに弱いと言われているモケモケ系やロメオなどの赤い多肉は、扇風機の近くに陣取ります。
扇風機まではちょっと用意できないかも…という方は苗を置く間隔をあけたり、トレイの下にひっくり返した花かごやシステムトレーなどを置いて、風通しのよくなる工夫をしてみましょう。
あと、コレやってる人いませんか?
買ってきたばかりの大切な多肉。
2号ポットとA-25のポットが重なったままになっているやつ。
コレ、梅雨時期や夏のムレやすい時期は外しておくと安心です!
どちらかだけなら大丈夫ですが、2号ポットとA-25が重なっていることで通気性が悪くなってしまうんですね。
私もA-25に入っていた方が見映えも良くて好きなのですが、多肉たちの健康のため、うちでは夏場は外すことにしました。
そのほか、通気性を良くするためにできることとして雨や曇りの日が続く時は風通しを良くする目的や徒長を防ぐためにも遮光ネットを一旦外すか、遮光率を下げておくと安心です。
②多肉のお手入れをコツコツして、カビの発生しにくい環境を整えよう
枯葉・枯れた花芽とり
梅雨は高温多湿でカビ菌の繁殖しやすい季節。
殺菌剤も効果的だけど、カビ菌の繁殖しにくいお手入れも大切です。
具体的には
枯れ葉や枯れた花芽付近は、カビが発生することが多いです。
こんなふうに花芽をそのままにしておくとそこに菌が繁殖してダメになる原因に…
この時期はこまめに枯れ葉を取って、少しでも風通しがよくなるように心がけましょう。
ただし、花芽はカリカリになる前にとってしまうと根元に傷がついて、そこから感染することもあるんだとか。
ポット内や多肉置き場の周りの雑草を抜く
実はカビや細菌は雑草に付着することもあるようで、雑草経由で多肉に被害を及ぼすなんてことも。
多肉に必要な栄養分も取られてしまいますよね。
多肉ポット内の雑草はもちろん、多肉置き場の周りは防草シートを敷いたり、こまめに雑草を抜いたりして対処しましょう。
古い土は植え替えてあげると○!
古い土は悪い菌が繁殖しやすくなったり、水はけが悪くなっていたりします。
定期的に清潔な土に植え替えをすることで、より病気にかかりにくくなります。
春の植え替えは夏越しに向けて水はけ重視に変えると◎
ある程度の大きさがある苗(2号ポットを超えるサイズ)は、使う土の粒を大きくしてあげるのも効果的。
③病気になったことを記録に残しておく
私がやってて地味にファインプレーだったと思ったのが、病気になった多肉を写真に残していたこと。
写真には場所や日時などの情報が記録されてます。
おかげでどんな時期にどんな病気にかかったのか何となく分かったんですよね。
翌年からはそれを見て、ある程度予測して対策が練れるようになったことで梅雨時期や夏にダメにしてしまう多肉が劇的に減りました。
④天気予報をよく見て水やりは控えめで!
梅雨時期の水やりの量は?
長雨や梅雨など湿度が高い環境での水やりはなるべく控えるのが吉!
どうしても多肉がシワっとなってあげたい場合は、1回にあげる量を少なく調整しましょう。
高温多湿な時期は土が湿った状態をなるべく避け、乾いた状態をキープしておきたいもの。
雨や曇りの日が続く時に水をたくさんあげてしまうと、徒長の原因にもなります。
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暑い時期の水やりの時間帯は?
暑くなってきて、日差しも強い季節の水やりは夕方がベスト!
曇っていると思ってあげたら、急に天気が変わって強い日差しにさらされる…なんてこともありますよね。
昼間に水やりをしてしまうと、熱い日差しでポットの中が高温となり、多肉が蒸し焼き状態になってしまうんですって…!
多肉が傷む原因となります。
梅雨の多肉管理まとめ
ジメジメ暑い季節から可愛い多肉ちゃんを守るには、多肉周りのこまめなお掃除と薬剤塗布、水やりの調整がキモでした。
できることをやってみて、今年も無事たくさんの可愛い多肉が育ちますように。
秋冬の紅葉シーズンを心待ちに、多肉ちゃんのお世話楽しみましょう♡